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健康コラム

嚥下(えんげ)の新しい考え方
〜プロセスモデル嚥下〜

口から食べることを「摂食」もしくは「嚥下」と言います。「摂食:心の中で目の前の食べ物を食べようと思う意思」を指し,「嚥下:実際に食べ物を口へ運び,噛み切り,咀嚼し,舌で送り込み,そして飲み込む」ことを指します。その中でもリハビリテーションの対象となることの多い「嚥下」の病態は,これまでは「4期連続モデル」という考え方で論じられてきました。この「4期連続モデル」は,主に,水などの液体を「丸呑み」する際の嚥下動態をモデル化したもので,従来はこのモデルを用いて嚥下障害の診断とリハビリテーションを行っていました。ところが近年の研究で,「液体の飲み込み」と「固形物の飲み込み」には違いがあることが判明し,この「固形物の飲み込み」をモデル化したものが今回紹介した「プロセスモデル」です。正常の人間では,固形の食物は噛み砕かれて唾液と混和された後,一度に全部が咽頭へ送り込まれるのではなく,少しずつ小分けにして順次咽頭へ送り込まれ,その都度に咽頭で嚥下反射(えんげはんしゃ)が起こりゴクッと飲み込まれていきます。我々リハビリテーションの世界でも,液体と固形物での嚥下障害の違いを分類し,その後のリハビリテーションに活用するために,少しずつこの「プロセスモデル」が浸透しつつあります。
近年,認知症や高次脳機能障害を有する嚥下障害が増加し問題となってきています。そのため,この「プロセスモデル」は従来の「4期連続モデル」では説明ができなかった嚥下障害を分類することに役立つことが期待され,多くの嚥下障害者の方々のリハビリテーション治療に応用されることが望まれます。

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